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先日から、愉快な仲間たちに加わった新メンバーのNikon FGですが・・・ よくよく露出をチェックしてみたら、オーバー露出気味。 (フィルムに当たる光の量が多くて、狙ったイメージよりも明るく写ってしまう) 内部露出計の経年劣化で感度が鈍ってるのかもしれない。 古いカメラにはこの現象は出やすいんだろうな。。。 ※他にも、露出オーバーの原因にはシャッタースピードの遅れなどもあるだろうけど、このFGは露出計にズレが生じているようです。 どうやらこのカメラ(固体)は、およそ-1.5段(EV)の補正が必要のようです。 (+1.5程度の露出オーバー) 方法1 マニュアル露出でシャッタースピードか絞りを1~2段暗くなるよう調整 ①シャッタースピードを早める ②絞りを絞る(F値を大きくする) ⇒①②ともに、光量が減る⇒暗くなる 欠点)実際、結構ややこしく被写体に集中しづらい。 方法2 露出補正ダイヤルで-1.5補正する(カメラが自動で方法1の補正をしてくれる) ⇒光量が減る⇒暗くなる 利点)上記の方法1より煩雑でなく、オート撮影が可能 欠点)マイナス補正幅がほとんどなくなる(最大で-2段(EV)までのため) 方法3 感度設定を1~2倍に上げる ⇒光量が減る⇒暗くなる 利点)オート撮影ができ、露出補正も通常どおりに-2段(EV)~+2段(EV)までできる。 欠点)フィルムを交換するとき注意すれば、他にさしたる欠点はない。 ということで、今入ってるフィルムはISO100なので、カメラの設定をASA(ISO)200~300の間に設定してみよう。 ※ASA=昭和60年過ぎあたりまで使われていた感度の単位で、現在ではISOが使われています。 なので、Nikon FGのような、感度単位の移行時期に発売されたカメラには「ASA/ISO」と両方の単位が刻印されています。
by tact_tea
| 2013-02-03 10:16
| Nikon FG
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